保育 / 子育てのヒント

【子どもの病気について】実は健康に必要な働きをしている

どうして子どもってよく熱がでたり体調不良になるの?

happy

mai

実はね、病気になることで成長に欠かせない大事な役割を果たしているからなんだ…♪

子どもの病気について

子どもの病気ってとても心配になりますよね。

まだ身体の機能が十分でないからこそ病気で辛そうな子どもを見ると不安…

特に初めての子どもだとどうして良いか分からなかったり、病気になるたびに私(パパ /ママ)のせいなのかしら…と自分を追い詰めてしまう方も中にはいると思います。

そんな、不安になる子どもの病気について、今回はちょっと別の角度から解説していきたいと思います。

子どもの免疫力とウィルスについて

 

ウィルスの数ってどれくらいあるのかな?

happy

mai

誰でもかかるもので約60種類、特殊なものも含めると約200種類もあると言われているよ!

子どもたちはママのお腹の中にいるときは胎盤から免疫をもらっているため無菌状態です。それが、誕生して生後6ヶ月ごろまではお腹でもらっていた胎盤免疫と母乳免疫によって免疫力を持っているため風邪に引きにくいと言われています。

母体からの免疫は、約生後6ヶ月ごろには消失すると言われていて、そこからは赤ちゃん自身が自分で免疫力を作って丈夫になっていきます。その過程としてウィルス感染して体調不良を起こしていまうことがありますが、丈夫な身体になっていくために子どもたち自身はウィルスと闘って自分で免疫をつけようと頑張っているんですね。

1歳ごろをすぎると毎月のように風邪をひくももそのせいだと言われています。

免疫力を作っている証拠なんだね

happy

mai

乳幼児期に免疫力をつけておくことで小学校へ入学しても病院へ通う回数も減るね

子どもの状態 免疫状態
母体の中〜誕生まで 胎盤免疫(無菌状態)
誕生〜生後6ヶ月ごろまで 胎盤・母乳免疫(ママの免疫)
生後6ヶ月以降 自分の免疫(抗体を作って自分の免疫)
ポイント

・誰もがかかるウイルスは約60種類(特殊なものも含めると200種類)

・ママが人生でかかってきたものは抗体があるため赤ちゃんもかかりにくい

※ただし、母体免疫があるからといって生後6ヶ月までに風邪にかからないわけではない

熱・体調不良になる意外な背景

上記では、免疫力とウィルスの関係について触れましたが、ここではちょっと別の角度から

なぜ病気になるのか?病気になることは悪いことばかりなの?

ということについて解説していきたいと思います。

子どもたちが熱を出したり病気になることは栄養バランスや外的環境などが関係していることもありますが

実は…

成長のための健全な働きでもあるのです

成長のための健全な働きとはどういうことか?次の項目で解説をしていきます。

成長のための健全な働き

子どもたちは、ママのお腹の中から誕生してこの世界を知るために日々多くのことを吸収して身体に取り込んでいます。

目や耳や鼻、皮膚からも…そう、五感をフル活用して取り込んでいるのです。

mai

小さな身体で一生懸命過ごしているんだね

そのため、吸収して取り込んだ多くの出来事や印象を目や身体で消化していることがあるそうです。

その消化は、大人と違って頭で考えたり発散したりとまだ上手に処理しきれないため

『熱』『体調不良』『病気』となって現れてくることがあります。

身体が健康な状態→病気になる→また健康な状態へ

このサイクルを通してプラスマイナスのバランスをとって身体の状態を保っているのです。

どちらか一方が強くなってしまってはバランスを崩してしまいますよね、それと同じで子どもたちも子どもたちなりに自分自身で上手くバランスをとっている最中なのです。

病気(健全な働き)とは生きる力があるということ

パパママにとっては不安になる病気ですが、子どもたちは病気を何度も乗り越えることで病気に対して新しい力が芽生えそのたびに身体も丈夫になっていきます。

特に7歳ごろ(小学生)までは、大人がいかに環境を整え関わってあげるかが重要と言われています。

時には、少し子どもの治癒力や生命力を信じてゆったりと見守ってケアしてあげることも必要なのかもしれません。

大人の雰囲気や言動はいくら小さな子どもでもちゃんと察して感じとっています。

子どもたちがより病気に強くなったり自分で闘って丈夫になっていくためにも、大人が落ち着いて関わってあげることも大切なポイントになります。

ポイント

・日々吸収したことを消化するために熱や体調不良として現れることがある

・体調不良を通して丈夫な身体になるためのバランスをとっている

・病気になるということは、生きる力が溢れているということ

・子どもたちは、その時その時を一生懸命に自分の身体を使って生きている

私たちがすぐにできること

では、子どもたちが病気になってしまった時に私たちがすぐにできることは何があるのでしょうか?

上記でも少し触れましたが、まずは子ども自身が生きるための力を発揮しているのだなとちょっと自然治癒力を信じて心を落ち着かせてみましょう。

不安は誰でも持つものであってそれは我が子を思うが故でもありますが、大人が焦らず少し落ち着いて対応するだけで不思議と子どもの容体も落ち着くことがあります。

(※子どもたちはパパママの心理状態も敏感にキャッチして反応しているから)

次にすぐにできることそれは手当てです。

手当てとは、何か処置をする手当てではなく、漢字の通り身体に手を当ててあげることです。

痛がっている場所、熱を持っている場所、背中や身体全体的に、ママパパがここどうかな?

と思う場所にそっと手を当ててあげることで熱が逃げたり痛みが緩和することがあります。

触れる強さは子どもの頭を撫でてあげるときのような優しいくらいで構いません。

よく泣いている人や子どもをなだめる時に背中を摩りますよね、実は、あれも同じ意味合いがあります。

少しでも心が落ち着き症状を軽くしてあげることができることや、ちょうど背中に落ち着く中枢があるため背中を摩るといいとも言われています。

それでももし、自然治癒力では少し難しそうな症状が出ている時は病院にも頼ってみましょう。

パパママ一人で抱え込まず、周りに相談したり頼ってみることも子育てを乗り越えるためには時には大切です。

誰にも相談できない…そんなときはそっとmaiにご連絡ください

いつでもパパママの味方になって一緒に考えて寄り添います

一緒に子育てを乗り越えましょう♪

チャットでも公式LINEどちらからでもご連絡可能です。

チャット専用 公式LINE
ポイント

・まずは大人が落ち着いて子どもの状態を受け止める

・そっと身体を摩ってあげよう

・過ごしやすいように環境を整えてあげる

・心配なときは誰かに相談したり病院に頼ろう

誰でもできるケアについて紹介本

誰でも簡単にできる心掛けや手当について紹介している本があります。

お家に置いて置くだけで少しホッとする、子育てにちょっとした余裕を持ちたい。

何かあったときに少しゆったりと対応できるようになる、そんな温かい本ばかりです。

紹介本
0歳からのベビー整体【中西 貴大】
整体的子育て~我が子にできる手当て編~【山上 亮】
シュタイナーの子育て30のヒント【岩橋 亜希菜】