待機児童対策ベビーシッター利用支援事業(ベビーシッター事業者連携型)
東京都が2018年12月25日から待機児童対策として新たに
ベビーシッター利用支援事業
(ベビーシッター事業者連携型)
をスタートさせました。
現在のところは新宿区・台東区・目黒区・中野区・府中市が実施していますが、
これから保育園入所が決まる2月以降にさらに各区市町村での利用が増えていきそうです
(*各区市町村ごとで実施状況が異なります)
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ベビーシッター利用支援事業とは?
- 待機児童対策
- 1年間の育児休業取得支援対策
- 保育所の代わり
- 1時間250円での利用
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・基本1対1の関わりですが、保育所等へ入所できるまでの間は複数のベビーシッターが連携して1つのご家庭をサポートします
どんな人たちが利用できるの?
- 0〜2歳までの待機児童の保護者
- 保育所への0歳児クラスに入所申し込みをせず、1年間の育児休業を満了した方・復職する方
・保育所等への申し込みをしていること
・1年間の育児休業を満了した後、復職される方も、4月からの1歳児クラスの入所申し込みをする意思があること
利用年齢は?
3歳児未満のお子さま(0〜2歳)
利用時間
時間:1日8時間まで(月160時間まで)
利用日:保育園と同じ月曜日〜土曜日
利用するに当たり金額は高くない?
1時間あたり 250/時間 (税込) で利用することができます
どんな人たちが支援に携わるの?
ベビーシッター利用支援事業の参画事業者として認定された
ベビーシッター事業者に所属をしているシッター
(事業に対して東京都が指定した研修を受けたシッター)
提供されるサービスは?
①自宅にて保育サービスが受けられる(保育所の代わり)
②利用する際は、東京都が認定したベビーシッター事業者を選択することができる
利用までの流れ
①お住いの区市町村に申し込み
(同時にベビーシッター事業者を選択)
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②事業者による事前説明及び契約、保育内容について打ち合わせ
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③当日の打ち合わせ(ベビーシッターがお伺い)
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④ベビーシッターによる保育開始
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⑤保育終了、保育について報告
(助成券を使用する場合シッターと確認)
ベビーシッター利用支援事業を受けるメリット・デメリット
・1対1の関わりのためきめ細かく且つ安心した環境の中ゆったり過ごすことができる
・保育所へ入所ができなくても保育所とほんとんど同様の保育を受けることができる
・利用開始月が4月に限定されない
・散歩や児童館、園開放(実際保育所の遊具で遊んだり園児と触れ合える)にも行くことができることから入所までの慣らし保育になる
・保護者の気持ちの負担の軽減になる
・子どもの『成長』に目を向けた保育を行うため、ベビーシッターよりもより保育感がでる
・保育所よりもこまめにシッターと連絡(保育中の様子等)を取り合う必要がある
・子どもの食事は自分で用意が必要
・留守宅にベビーシッターを任せるため不安が生じることもある
(※シッターは、留守宅をお預かりするという使命や倫理について事前に研修を受けています)
ベビーシッターと何が違うの?
ベビーシッターの場合・・・
ご家庭の意向を尊重しサポートを行うため、あらゆる関わりがあり
シッターによっても関わり合いや行う保育内容が様々
希望に応じてシッターが対応・サポートしてくれる
ベビーシッター利用支援の場合・・・
子どもの “ 育つ ” ことに目を向けた保育を行うため、
保育所の代わりをシッターが行う
また、シッターがチームを組みサポートに当たることから、
日々違うシッターが来ても同じ保育内容が受けられる
(保育所へ入所するための慣らし保育)
新事業ならではのプラス面
ベビーシッター利用支援事業についていかがでしたか??
利用する方たちにとっては
“ 周りと共に協力して子育てしていくことができる ”
少しの間でも安心して過ごすことができる
ベビーシッターにとっては
ベビーシッターをしながらも利用支援事業に
携わることで保育の勉強にもなる
ということで、両者にとってプラスになる事業ですね^^
私も実際にベビーシッターとして活動している際に、研修以外で保育園で勉強をしたいと感じることがあります。そんな時にこの事業を知り携わることで普段が勉強になりスキルも磨くことができる、さらに学んだことをすぐに実践していけるとても良いチャンスだと感じました。これから利用者の方が増えるだけでなくシッターとして携わる人も増えていきますように…
寒くなってきたので皆さんお身体をご自愛くださいね