食生活以外に直接身体に影響を与えているもの
(それもかなりの影響力)
が何か聞いたことはありますか?
実は 日用品 なのです
mai
食生活以上身体に影響を与えている日用品とは?
便利で身近に溢れている日用品
今や便利で身近に溢れている日用品
最近はより洗浄力の高い
ハンドソープ、歯磨き粉、シャンプー・リンス、洗濯洗剤・柔軟剤
などたくさんお店に並んでいますね
この何気なく使っている日用品の中には多くの有害化学物質が含まれています
ヨーロッパでは、日本のシャンプーの持ち込みを禁止する場合があるほど、成分の安全基準が高いです
危険として判断されている合成化学物質
身体への影響が懸念されている化学物質について
日本: 約100種類
→使用していなければ『無添加』と表示ができる
アメリカ: 約800種類
→使用していなければ『オーガニック』と表示ができる
ヨーロッパ: 約2,000~3,000種類
ドイツ: 約5,000種類
ということで、比較をしてみると日本の安全基準はまだまだ低い状態なのですね…
知らず知らずのうちに利便性を求めて使用してしまい体に悪影響を与えていることがあるのです
特に子どもへの影響が一番大きく成長や発達に影響を及ぼす恐れがあることが懸念されています
見直すだけでより体の調子が良くなる
近年、アレルギーを持っているお子さんが多くなっている原因として、
日用品が関係しているのではないかという研究も進められています
日用品の中に含まれている成分を知り、無理のない範囲で
見直していくことで症状が治ったり
より健康的な身体づくりに繋がります
また、体によくない成分の中には自然界へ戻っても分解しきれない又は、
何十年もかかるものも多く入っているため、
それほど体への負担も大きいということになります
mai
日用品に含まれている合成化学物質
有害な化学物質とは?
主に
①重金属(食べ物や水に含まれる)
↪︎水銀・鉛・カドミウム・アルミニウム 等
②残留性有機汚染物質
(殺虫剤や農薬などに含まれる)
↪︎ダイオキシン・ポリ塩化ビフェニル 等
③環境ホルモン(内分泌かく乱物質)
↪︎パラベン(保存料)・合成香料・界面活性剤・香料・カップ麺容器 等
などがあげられます。
・本来のホルモンの働きを阻害し内分泌系に影響を与えるため生体に異常や障害が引き起こる
・特に胎児や乳幼児に影響が出やすい
代表的な合成界面活性剤と影響について
ラウリル硫酸ナトリウム
↪︎発砲剤、界面活性剤、洗浄効果を高める
(症状)皮膚炎や育毛障害、白内障
(例)歯磨き粉・シャンプー・発泡剤・乳化剤 等
プロピレングリコール
→保湿剤、乳化剤、殺菌剤として使用
(症状)発がん性、染色体・脳・赤血球の異常、腎障害、肝障害
(例)化粧品・おにぎり・麺 等
パラベン
→殺菌防腐剤、保存料
(症状)アレルギー性皮膚炎、過敏症
(例)化粧品・食品 等
・皮膚障害
・殺精子作用
・酸素活性阻止作用
・溶血作用(血が止まらない)
・妊娠率低下、催奇形性(ビタミン・ミネラル不足によりすぐにアザができる)
・肝臓障害(解毒しきれず) 等
等、主に
①生殖系(卵巣・子宮・精巣 等)
②免疫系
③神経系
への影響が考えられます
子どもへの影響
一番影響を受けやす時期と成長・発達に関わる問題
特に胎児期(8週目から40週目)~小児期(15歳未満)にかけて化学物質の影響を受けやすく成長や発達に影響してきます
へその緒を通してお母さんの体内に蓄積された汚染物質はそのまま胎児に移行します…
どういう影響が出るの?
- 身体発育(出生体重低下、出生後の発育状況など)
- 先天奇形(染色体異常、口唇、口蓋裂など)
- 性分化の異常(性比、性器形成障害など)
- 精神神経発達異常(自閉症、ADHD(注意欠陥・多動症)など)
- 免疫系の異常(アレルギー、アトピー、喘息など)
- 代謝・内分泌系の異常(肥満など)
体や心の変化
実際に良い変化が起こったこと
(例:自閉症の男の子)
言語があまりなくおうむ返し、過敏症により耳を塞ぐ、多動、こだわりが強い
⬇︎
日用品を安全な物に、同時に栄養補助食品の摂取(ビタミン、ミネラル、オメガ)
⬇︎
- 自発的に話すことが増えた
- 発音がはっきりするようになった
- 耳ふさぎがなくなった
- こだわりが崩れてもパニックが少なくなった
(例:生理の症状)
PMS(生理前症候群)がひどく生理も不順
⬇︎
布ナプキンの使用、日用品を安全なものに
⬇︎
- PMS症状がなくなり定期的に生理が来るようになった
皮膚から入ってくる経皮吸収
体の部位により違う吸収率
- 性器(42倍)
- 背中(17倍)
- 口の中(10〜20倍)
- あご(13倍)
- ひたい(6倍)
- 脇の下(3.6倍)
- 頭(3.5倍)
- 手のひら(0.83倍)
- かかと(0.14倍)
※吸収率の基準は、腕の内側を1倍とした時
皮膚から吸収された化学物質はどうなるの?
口から入ったものは通常
約90%が10日間で体外へ排出されます
ですが
皮膚から入る経皮吸収の場合、
ほとんどが排出されず
皮膚→血液→脳、肝臓
というように分解できず
体の中に蓄積されていきます
何から変えていったら良いの?
使用する時に注目することリスト
①動物実験の有無
↪︎動物実験をしているということは、化学物質の毒性を調べ化学物質を極限まで薄めて使用しているということです
※そのままの濃いものを使用すると体への影響があるため
②BPA(ビスフェノールA)フリーかどうか
↪︎主に哺乳瓶やプラスチックなどの食品用の容器、食品缶や飲料缶などの塗装剤として使用されています
※体内に入ると、発がん性の恐れがある
③成分の安全基準を調べる
↪︎有害物質が入っていないかや、どのような過程で製造されたかなどをチェック
※体にも環境にも優しい物が少しづつ売られてきています
おすすめ日用品
私も使っているおすすめ日用品♪
手荒れが酷かった私ですが、手洗い石鹸を替えてから手荒れほとんどと言ってほどなくなりました
洗濯洗剤や柔軟剤を替えてからも悩んでいた皮膚の状態が改善され今では愛用しています♪
自然な香りもまた癒されます^^
できることから少しずつ
無理のない範囲で選択していく
体にも環境にも優しいものは
お金がかかってしまう
そんなイメージがありますよね
また、成分について詳しく知れば知るほど商品を購入・使用する際に敏感になってしまう方も多くはないと思います
ですが、
敏感になり過ぎてストレスが溜まってしまってもいけないので、
自分の現状に合わせて無理のない範囲で選択していくことが
より心身ともに健康に近づける一歩になるかと思います
病気の予防・症状の対処法が増える
選択肢の幅が広がるだけでなく
病気の予防や症状が出てからの対処法が増えます
体に良いものを使うことは実は環境にも優しいものを使っていることになります♪
これからも体にも環境にも優しい物が増えていくと良いですね(*˘⌣˘*)
多くの人が心身ともに健康でいられることを願っています🍀